あなたは、ハイヒールを履くのは好きですか?
おしゃれが好きな女の子なら、「しょっちゅうハイヒール履いてるよ!」という人は多いのではないでしょうか。
わたしもその一人で、高いヒールの靴ばかり履いています。
でも、ハイヒールは見た目はおしゃれで可愛く見えても、脚には良くありません。
特に「脚痩せしたい!」「下半身太りを解消したい!」と思っている人は、あまり履かない方がいいです。
今日は、その理由を実体験とあわせて紹介したいと思います!
Contents
ハイヒールを履いていると脚が太くなる理由
ではまず、ハイヒールを履いていると脚がどうして太くなるのか、説明していきます。
重心位置がずれるから
まず一つ目に、ハイヒールを履くと重心位置がずれてしまうから、というものがあります。
人は通常重心が体の真ん中を通っているのですが、ハイヒールを履くとつま先立ちになるため、前のめりになって前重心になります。
そうすると、太ももの前側に余計に力が入って、お尻や裏ももなどが使えなくなり、前はガチガチ、後ろはぷよぷよという状態になっていきます…💦
筋肉のつき方のバランスによって骨のバランスも変わってくるため、歪みを引き起こします。
そうして、本当はもっと脚が長いはずなのに短く見えてしまったり、歪んでO脚になってしまったりということが起こります。
本来の筋肉の使い方ができなくなるので、使っていないところに脂肪がつきやすくなり、筋肉バランスも悪くなって歪むので、脚は太っていきます。
ヒールはたまに履くくらいにして、本当の重心位置を保って生活すると、脚は歪みにくく太くなりにくくなります。
つま先立ちのまま固定されるから
次に原因としてあるのが、つま先立ちのまま固定されるから、ということです。
つま先立ちのままガチッと固まって重心位置がずれるだけでなく、足先が圧迫されて血流が悪くなり、これも脚が太くなる原因となります😭
しかもそのまま歩くわけですから、歩くたびつま先が圧迫されたり、痛くなったりして、それがストレスとなってたまっていきます。
ストレスになると体は緊張するため、筋肉がこわばってうまく使えなくなります。
こうしたことも、ハイヒールが脚を太くする原因になります。
しなやかで柔らかい筋肉を持っている人は、コリがなく血流が良いため、細い傾向にあります。
ハイヒールは脚を緊張させやすいので、履いた後はマッサージやストレッチを入念にした方がいいのです👠
歩きにくくなるから
ハイヒールを履くと、歩きにくくなります。
スニーカーなどと比べて、歩くのがかなり遅くなると思います。
歩きにくくなると、脚をあまり動かさなくなります。
ちょこちょこ歩いたり、歩幅が狭くなったりして、背骨の奥から太ももにかけてついている「大腰筋」を使えなくなります。
この大腰筋はわかりやすく言うと「インナーマッスル」で、内側の筋肉が使われないと、代わりに外側の筋肉がどんどん使われるようになり、ガチガチになっていきます。
そうして筋肉のつき方のバランスが悪い脚ができあがり、同時に使いたい筋肉を使えなくなり、太くなっていくわけです。
このように、ハイヒールには脚が太くなる要素がたくさん詰まっています🌀
おしゃれで可愛いハイヒールは、扱い方がとっても難しいのです。
というわけで次は、どうしたらハイヒールでうまく歩くことができるのかを見ていきましょう!
ハイヒールの上手な歩き方
ハイヒールがどうしても好きなあなたは、ぜひこの歩き方を実践してみてください!
膝が曲がらないようにする
街中でハイヒールを履いている女の子を見ていると、膝が曲がっている子がとっても多いです。
せっかく顔や体型がキレイでも、その歩き方で魅力は半減してしまいます…
そうならないよう、膝は一回一回軽く伸ばすようにして、後ろ足を意識して歩いてみてください。
膝をぐっと伸ばすとそれはそれで脚に悪影響なので、軽く伸ばす感じで十分です。
膝が伸びるだけで一気にキレイに見えるようになるので、ぜひ試してみてください!
着地はつま先とヒール同時になるようにする
スニーカーなどヒールのないぺたんこの靴を履いた時、着地の理想は「かかとから」です。
かかとからフワッと着地する感じで歩きます。
でも、ハイヒールの場合はそれができません。ヒールからガッとぶつかる感じになるので、ヒールが削れて歩き方も変な感じになってしまいます。
ハイヒールを履いている時の歩き方のコツは、「つま先とかかと同時に!」です✨
靴を平行に動かすようなイメージで、すっと前に出します。
そうやって歩けばヒールがガッと引っかかることはないし、そっとキレイに歩くことができます。
脚への負担もこれが一番少なく済むと思うので、歩くときは無理してかかとからつかず、そっと靴を前に差し出すような感じで歩いてみてください!
お尻と太もも裏の筋肉を意識する
歩くときって、どうしても前へ前へ進むイメージがありますよね。
でも、実は前に進もうとしなくても、後ろ足で押し出すだけで歩くことはできるんです。
試しに一歩、どちらかの足を前に出してみてください。
その状態で後ろ足でぐっと地面を蹴って、前の足に揃えてみてください。
これが、後ろ足で押し出して歩くということです。
これができると、お尻と太もも裏の筋肉を意識することができます✨
はじめの方に書いた通り、ハイヒールを履いていると前のめりになってしまうので、それを防ぐためにも「後ろ側を使う」ことを意識するようにしましょう!
ハイヒールは脚に負担のかかりやすい靴ですが、うまく歩けば負担を減らすことはできます。
キレイに歩けるようになればとってもかっこいいです💕
ハイヒールの歩き方についてもっと勉強したい人は、以下の書籍を参考にしてください!
おすすめのヒールの靴なども載っていて、ハイヒールや脚痩せに関する情報満載です👇
こんなハイヒールはダメ!
最後に、わたしが最近履いていて「あーこのハイヒールはダメだなあ」と思った時の特徴を書いておきます✋
足に合っていない
「なんか最近歪みがひどくなってきたなあ」「下半身がだるくなる日が増えたなあ」と思って、試しに履く靴を変えてみたんです。
どちらも高いヒールの靴だったのですが、サイズ感がぴったりくるものに変えたら、かなり歩きやすくなって体もラクになりました😊
わたしはなぜか「締め付けられる靴はダメだけど大きめならいい」と思っていました💦
でも、大きめの靴はパカパカして靴の中で足が動いて、バランスが取りづらくなるんですよね…
小さくても大きくても、足に合っていない靴はダメなんだなと実感しました。
靴は慎重に、自分に合うものを選んでくださいね!
つま先がギュッと締め付けられる
つま先がギュッと締め付けられるいわゆるハイヒールっぽいハイヒールは、長時間履かない方がいいです。
パーティーなど何か特別な集まりがある数時間だけ履いて、行き帰りはスニーカーという風にしてください。
先がギュッと詰まったハイヒールは、確実に外反母趾を引き起こします💧
外反母趾になると見た目が良くないだけでなく、巻き爪や足のトラブルが起きやすくなったり、それによって痛みが出て歩き方が変わってしまったり、脚全体に良くないことがたくさん起こります。
必要以上に足を締め付けるデザインのものは、履く時間を短くするか、なるべく選ばないようにしましょう。
脚痩せしたいなら靴を見直そう
以上、ハイヒールについてのあれこれでした💕
ハイヒールは、決して脚に良いものではありませんが、付き合い方を考えればおしゃれに可愛く見せてくれる素敵なものです。
ハイヒールの他にも、足に合っていない靴は履かないなどして、足を大切に扱ってください。
そうすれば、脚痩せや下半身痩せにも良い影響を与えてくれます✨
「原因はよくわからないけど、なぜか最近脚が太くなった」という人は、ぜひ靴を見直してみてください。
ブログ・YouTubeで発信していて、現在は英語やプログラミングを勉強中です!